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山本事務所見学会|メンター委員会 × 研修委員会 合同研修交流会
令和7年10月28日(火)江戸川支部メンター委員会と研修委員会の合同企画として、「山本事務所見学会」が開催されました。本企画は、メンティーフォローアップの一環として、開業間もない先生方や、社労士事務所での勤務経験がない先生方に向けて、実務の現場を体感していただくことを目的として開催されたものです。
今回は、江戸川区内でも最大規模を誇る「社会保険労務士法人人事給与(山本事務所)」の代表・山本昌之先生のご厚意により、事務所見学と講話の機会をいただきました。山本先生を含め、総勢17名が参加し、簡単な自己紹介から会がスタートしました。
山本先生は、もともとシステムエンジニア(SE)としてご活躍されており、SEから社労士を志された経緯、開業当初のご苦労、現在に至るまでの歩みについて、丁寧にお話しいただきました。
2001年にご夫婦で4畳半のアパート一室から開業され、何度かの転居を経て現在のオフィスを建設。昨年には長崎オフィスも開設され、社員数は現在36名にのぼるとのことです。ご夫婦お二人でのスタートから着実に規模を拡大され、短期間でここまで発展された歩みに、深い敬意と感銘を覚えました。
また、社員とのコミュニケーションには「バーチャルオフィス」や「TEAMS」の機能を活用し、法改正情報から地元の話題まで幅広く共有されている点も印象的でした。社労士業務において導入されている「社労夢」や「オフィスステーション」などのシステムについても触れていただき、導入時に参考となる情報を伺うことができました。
その後、執務室も見学させていただきました。業務中にもかかわらず、社員の皆様には丁寧にご挨拶いただき、温かく迎えていただきました。山本事務所では、ノートPCとモニター2画面の環境が基本とのことで、効率的な業務体制が整えられている様子も伺えました。
見学後には、営業活動や事務所運営に関する質問が寄せられ、山本先生より丁寧にご回答いただきました。質疑の時間は限られていたものの、実務に関する具体的なお話を伺うことができ、参加者にとっては、社労士事務所の現場を「見て・聞いて・触れる」貴重な機会となりました。奥様の山本裕子先生にもご挨拶いただき、終始和やかでアットホームな雰囲気の中、見学会は温かく締めくくられました。
今回の見学会を通じて、社労士としての働き方や事務所運営の工夫を、実際の現場を通して学ぶことができました。システムの活用や職場環境の整備、社員とのコミュニケーションの工夫など、日々の業務に活かせるヒントが随所に散りばめられており、非常に有意義な機会となりました。
メンティとして参加させていただいた私にとっても、今後の活動への視野が広がる貴重な経験となりました。改めて、貴重な学びの場をご提供くださった山本昌之先生ご夫妻、そしてこのような機会を企画・運営くださったメンター委員会および研修委員会の皆様に、心より御礼申し上げます。
広報委員 釡谷美代



