東京都社会保険労務士会江戸川支部

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開業部会・勤務等部会合同研修

 令和3年3月5日(金)、開業部会・勤務等部会合同研修が研修委員会との共催により、オンライン(Zoom利用)で実施され、会員約30名が参加しました。
 支部研修がオンラインで実施されるのは始めてのことだそうです。
 内容は次の通りでした。
第1部 開業部会研修
①「今さら訊けない電子申請の基礎」
講師:江戸川支部電子化推進委員 太田 佳孝 会員
   江戸川年金事務所 ご担当者様
②「社労士が知っておくべき情報セキュリティの基礎」
講師:江戸川支部 蜂谷 紀之 会員
第2部 勤務等部会研修
①「社労士が知っておくべき民法改正」
講師:ソシアス総合法律事務所 弁護士 梶原 圭 様

「今さら訊けない電子申請の基礎」
 電子化推進委員の太田会員からe-govの初期登録の仕方などについてご解説いただきました。Zoomの画面共有機能を利用しながらのご解説で、実際のウェブページの動きも見ながらのお話はまだ電子申請を利用されていない方にとっては、始めるにあたってのハードルを下げることにつながるのではないかと感じました。
 このテーマでは、江戸川年金事務所のご担当の方からもお話を伺えました。江戸川区内の中小企業の現場で電子化推進のご担当をされているそうで、現場の方の率直なご意見、ご感想は大変参考になりました。

「社労士が知っておくべき情報セキュリティの基礎」
 蜂谷会員は、大手製造業にお勤めの「勤務」社労士で、情報通信部門で情報セキュリティを担当されているそうです。情報セキュリティの基礎のご解説から始まり、実務的なお話(パスワードの作り方など)までお伺いでき大変参考になりました。
 社労士が業務を行うなかで、顧客情報の漏えいなどはあってはならないことで、改めて対策を講じておくなど気を引き締めるよい機会ともなりました。

「社労士が知っておくべき民法改正」
 弁護士の梶原先生から、2020年4月104日施行の民法改正についてご講義をいただきました。「賃金債権の時効期間」など社労士であれば当然知っておかなければならない民法の改正内容や、「同一労働同一賃金に関する最高裁判決」など最近の法務トピックまでご解説いただきました。
 梶原先生から「お客様に間違った内容の話はできない」旨のお話があり印象に残りました。労働基準法などの改正は追っていくが日々の業務に追われる中で民法の改正まで追うのは・・・というのも正直なところでしたが、梶原先生のおっしゃる通りで、社労士業務に関連する法改正についてきちんと押さえておかなければならないと、こちらも気を引き締めるよい機会となりました。

 コロナ禍に見舞われ2020年度の支部行事がほぼ中止となってしまうなかで、この研修が開催されたことにより、PCの画面を通してですが、他の会員の皆様のお顔をみることもできました。
 始めてのオンライン開催とのことで、企画・運営された開業部会、勤務等部会、研修委員会の皆様には少なからぬご苦労があったことと思います。ご尽力をいただきありがとうございました。

広報委員 笠井 郁央

【今さら訊けない電⼦申請の基礎 講師︓太⽥会員】
※PC画⾯のキャプチャのため画像解像度が低くなっており⼤変申し訳ございません。

【社労⼠が知っておくべき情報セキュリティの基礎 講師︓蜂⾕会員】
※PC画⾯のキャプチャのため画像解像度が低くなっており⼤変申し訳ございません。

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