令和4年7月1日から11日まで、江戸川労働基準監督署において、臨時労働保険指導員として支部会員による年度更新受付業務が行われました。これは、例年行われている行政協力の一環であり、総勢17人の支部会員が労働保険料申告書の作成指導及び受理業務に従事しました。
　新型コロナウイルス感染症拡大の影響及び行政等による電子申請の推奨もあり、電子申請や郵送申請が多用され、今年度もコロナ前に比べると来場される相談者数・申告者数はかなり少ない様子でした。
　今年度は、令和4年度概算保険料算出において、年度の途中で雇用保険料率が変更となり従来とは異なる計算方法による申告が必要でしたが、雇用保険料率が変更される事をご存じでない事業者さんが多数いらっしゃいました。その多くの事業者さんは、社会保険労務士と連携しておらず、社会保険労務士として事業者さんとより多く連携して、法改正や行政方針などの広報を積極的に行う必要性を認識しました。

広報委員　髙橋　寿和